自分がした恋愛の中で、もちろん苦い思い出もたくさんあります。
20歳のとき。
当時、彼氏はパチンコ屋の店員でした。正直言って職業的にはイマイチだったし、今だったら絶対におつきあいなんてしないんだけど、彼は顔が良くて背も高かったし(現金だよね)、何よりすごく優しかったので、そこに惚れたんですよね。車の運転免許も持っていないような人だったけど、そこも気になりませんでした。今思えば、「若さ」でいろいろなことが見えなくなった恋愛だったんだろうな・・・。

最初は良かったんです。
すごく格好良かったし、優しかったし、一緒に歩いていてもみんなに「いいね」って言われました。
まあ、「誰に褒められる」とかは関係なくて、一緒にいて楽しかったんだよね。優しかったし、いい人だったし。身長差が20センチくらいあったから、歩く歩幅も全然違ったんだけど、そういう時にちゃんと合わせて歩いてくれるところが好きでした。でも、「男って優しいだけじゃダメなのね」と思ったのもこの恋愛だったな・・・。
優しいひとだったけど、その分コンプレックスがすごく大きくて、会えば仕事の愚痴ばかりでした。「自分はこんなもんじゃない、周りが認めてくれないんだ」という思考回路で、都合の悪いことは全部人のせい。
ある時、彼が働いていたパチンコ屋で後輩が副店長に抜擢されたのですが、その時は「なんであいつが」と恨みつらみをすごく言っていて・・・はっきり言って「小さい男だなー」と思ってしまいましたね。そう思った時から、別れを真剣に考えるようになりました。
「がんばりなよ」というと「俺は貧しいから、恵まれていない」「もっと金持ちだったら」などと言い訳をするし、聞いているうちにイライラすることもしばしば。私は努力しないタイプの男が好きじゃないので、そういうところから次第に「これはダメだ」と思う様になりました。で、結局別れ・・・。そういうダメな男でも、好きだったことは間違いないので、別れた時はショックで大泣きしましたね。向こうはさっさと別の彼女作って「ふざけんなよ!」って感じでしたけど。ああ、思い出したら切なくなってきちゃったな。これが私の失恋物語です。